與真司郎さんを招き、「自分らしく生きる」をテーマとしたLGBTQ+に関する講演を行いました
5月27日(月)に実施した社内研修の一環で、多様性やセクシュアルマイノリティに関する理解促進を目的として、與真司郎さんを招き、LGBTQ+に関する講演を開催いたしました。
與さんも実感した「自分らしく生きること」の大切さ
当社は保険代理店業として、経営理念に「お客さまの大切な人生を保険で守り続ける」ことを掲げております。経営理念の実現のためには、経済面が豊かになるだけでなく、その人自身が「自分らしく幸せに生きる」ことが重要だと考えます。これは、昨今の社会課題にもなっています。
当社における公平性のある包括的(DEI)な職場環境整備への第一歩として、2023年7月に自身がLGBTQ+当事者であることを公表された與真司郎さんによる講演を開催いたしました。本講演には、「社員に価値観の多様化について考えるきっかけにしてほしい」という当社代表黒木の想いが込められています。
当日は当社社員がファシリテーターを務め、與さんとQ&A形式の対談を行い、会場参加・オンライン参加合わせて、約2,500名の社員が聴講しました。幼少期の苦悩、周囲に当事者であることを打ち明けるまでの困難、ご家族との関係性、日本とアメリカのLGBTQ+への意識差等、與さんの包み隠さず話す姿に参加者は皆真剣な眼差しで、頷きながらメモを取る様子も多く見られました。
社員の感想
- 自分を受け入れられた今の與さんがとても輝いていて素敵でした。ハツラツとして、自信にあふれている姿が印象的で、私もそのままの自分でいいんだ!と勇気をもらいました。(30代女性社員)
- 友人からカミングアウトを受けたとき、少し反応に戸惑ってしまった経験があります。しかし、與さんの講演をきっかけに、自分の中でLGBTQ+への理解が進み、今後、誰かのカミングアウトを受けることがあっても、自然と受け入れられるように思います。(30代男性社員)
- アメリカでの様子を聞き、日本はLGBTQ+への理解が遅れていると感じましたが、與さんのように勇気を持ってカミングアウトする方がいらっしゃるおかげで、以前より理解できる方が増えたように思います。数年後には当たり前になっていることを願っています。(30代男性社員)
- LGBTQ+当事者の方の話を直接聞いた初めての機会でした。元から偏見は持っていませんでしたが、当事者の方が抱える苦悩、葛藤を知り、自分や社会ができることがまだまだあるように感じました。今回の講演はひとつのきっかけに過ぎないかもしれませんが、誰もが平等に過ごせる世の中になるよう、自分ができることを考えていきたいと思います。(40代女性社員)
「一度きりの人生だからこそ、自分らしく生きることが大切だと強く感じた」という與さんの言葉に感銘を受けた黒木は、講演後に「凝り固まった考えではなく、柔軟な考え方ができるよう、皆で変わっていきたい」と語りました。
ファイナンシャル・プランニングという人へのサービスを行う当社だからこそ、価値観の多様化を念頭に置き、今後より一層お客さまに心のこもったサービスをお届けしてまいります。
講演概要
|
- 開催日:2024年5月27日(月)
- 開催場所:東京都内イベントホール
- 講演テーマ:「自分らしく生きる」
- 講演目的:LGBTQ+への理解促進による職場環境の改善
- 登壇者:與真司郎さん
|
※本講演は、当社の社員向け研修プログラムの一環として開催いたしました。
CSR報告一覧に戻る